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NTTソフトがモバイルセントレックスを強化、アクセスポイント間をすべて無線化可能に


 エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(NTTソフト)は5月21日、モバイルセントレックスソリューション「ProgOffice」の機能を強化し、6月2日より販売開始すると発表した。無線LANアクセスポイント(AP)間を無線化しつつ通話品質を確保する「オールワイヤレス機能」と、接続できる無線LAN APの数を拡張する「接続可能無線アクセスポイント数の拡大機能」の、2つのオプションが提供される。

 このうちオールワイヤレス機能は、これまでのモバイルセントレックスで必須だった、無線LAN AP間の有線接続を不要にする機能。無線LAN AP同士を無線接続させることで、配線工事が困難な場所でも導入可能になるほか、レイアウト変更に伴うメンテナンスの簡略化などが期待できるという。また、無線LAN AP間の通信状況を監視し、通話品質が劣化するような場合には、品質が確保できる経路を自動的に選択して接続されるため、安定した通話が可能になるとのこと。

 一方の、接続可能無線アクセスポイント数の拡大機能は、従来32台だった最大無線LAN AP数を、64台まで拡張できるようにするオプション。これによって、拠点数の多い企業でも利用可能になるとしている。

 価格は、ProgOffice自体が500万円(税別)から、オールワイヤレス機能が100万円(同)、接続可能無線アクセスポイント数の拡大機能が40万円(同)。



URL
  エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
  http://www.ntts.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2008/080521.html


( 石井 一志 )
2008/05/21 18:40

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