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アライドテレシス、ループを未然防止するGbEスイッチの多ポートモデル


 アライドテレシス株式会社は6月11日、Gigabit Ethernet(GbE)スイッチ「CentreCOM GS916XL/GS924XL」を、6月13日より出荷開始すると発表した。

 CentreCOM GS916XL/GS924XLは、ループの発生を未然に防ぐ「Force MDI」に対応したGbEスイッチ。フロントパネルに取り付けられたコンフィグレーションスイッチを手動設定することにより、ポートを「MDI(Medium Dependent Interface)」もしくは「MDI-X(Medium Dependent Interface Crossover)」へ強制的に固定することが可能。これにより、ケーブルの誤接続によるリンクアップを防止し、ループの発生を未然に防げるという。

 コンフィグレーションスイッチではまた、速度、全二重/半二重、フローコントロールのオン/オフなどの手動設定が可能。このため、異種ベンダ間接続の場合も任意のモードで固定接続できる。EAPパケットを含むマルチキャストパケットの透過/非透過も切り替えられるので、IEEE 802.1X認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末の間に設置することも可能だ。

 そのほか、通常運転時より消費電力を抑える省電力機能をサポート。リンクダウン中のポートの消費電力量を制限することが可能で、従来製品より最大80.3%の電力削減率を実現しているとのこと。

 CentreCOM GS916XLは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを16個搭載し、価格は4万2800円。同 GS924XLは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを24個搭載し、価格は6万3800円。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080611.html

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( 川島 弘之 )
2008/06/11 18:08

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