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TANDBERG T1の利用イメージ
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TANDBERG E20
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日本タンバーグ株式会社は6月18日、テレプレゼンスシステム「TANDBERG T1」とビデオIPフォン「TANDBERG E20」を発表した。
TANDBERG T1は、2~3名程度の少人数を対象としたテレプレゼンスシステムで、役員室や小規模会議室などでのビデオ会議に向く。映像表示には65型の1080p対応液晶ディスプレイを使用。ビデオカメラは相手の視線をリアルに感じ取れるよう、画面に近い場所に1080p対応の「PrecisionHD 1080pカメラ」を設置しており、高品質・高臨場感のビデオ会議を実現するという。
テレプレゼンス コーデックエンジンには、1対1で1080P(30fps)、マルチサイトでも720P(30fps)が可能な高機能型の「TANDBERG Codec C90」を採用。幅広い標準規格に対応する点も特徴で、H261/H263/H263+/H264といった映像プロトコル、G711/G722/G722.1/MPEG4 AAC-LD(64/128ビット)/AAC-LD stereoといった音声プロトコルをサポートしている。帯域は、H323/SIPの1対1接続で最大6Mbps、多地点接続では最大10Mbpsの総帯域が必要となる。TANDBERG T1の発売は10月以降の予定で、価格は未定。
一方のTANDBERG E20は、一般的な多機能電話の機能はそのままに、ビデオ通話機能を付加した卓上型のSIP対応ビデオIPフォン。5メガピクセルのカメラと10.6型のワイド液晶を備え、これらを利用することにより、「CDの音質とDVDの動画品質を組み合わせた」(日本タンバーグ)高品質なビデオ通話を行えるという。また、プレゼンテーション資料の受信機能も備えている。
同社の代表取締役社長 林田直樹氏はTANDBERG E20について、「現在利用されている電話機を『TANDBERG E20』に置き換えることで、社員1人1人が相手の顔を見ながら話すことが可能となるため、より生産性の高いインタラクティブなコミュニケーションを行える」とアピールしている。発売は2009年1月以降を予定し、価格は未定。
■ URL
日本タンバーグ株式会社
http://www.tandbergjapan.com/
プレスリリース
http://www.tandbergjapan.com/news_and_events/20080618-1.html
http://www.tandbergjapan.com/news_and_events/20080618-2.html
( 石井 一志 )
2008/06/18 13:29
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