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リバーベッド、DNS/DHCPサーバーをWAN高速化装置へ搭載可能に |
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Infobloxと提携、リモート拠点にも安定したDNS/DHCP環境を提供
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RSPは、Steelheadシリーズ向けOS「RiOS 5.0」のプラットフォーム上へ別のパーティションを切り、仮想化技術を使って、WAN高速化以外の別のソフトウェア機能をそこで動作させる仕組み。管理者の負担を軽減するとともに、コストを最適化するため、アプライアンス自体に別の機能を搭載できないか、という発想で提供されている。 これを利用できるSteelheadシリーズは本来さまざまなWAN高速化用途に適用できるが、最近では、データセンターへサーバーを集約する用途に多く用いられるようになった。しかし、リバーベッド マーケティングマネージャーの伊藤信氏によれば、拠点側からすべてのサーバーを撤去するのはなかなか困難とのことで、拠点側に必要なものの筆頭にあげられるのがDNS/DHCPサーバーだったという。それは、センター側で集中管理している環境で、もしセンターと拠点を結ぶWAN回線が切れてしまったら、拠点側ではIPの払い出しや名前解決ができなくなり、ネットワークへ接続不能になってしまうから。こうしたことを心配する管理者が、拠点にもDNS/DHCPサーバーを残しておきたいと考えるというのだ。
さらに、DNS/DHCPの問い合わせをいちいちセンター側まで取りに行く必要もなくなるので、そのトラフィックをWANから排除可能な点もメリット。管理についても、Infobloxのアプライアンスと同様、同社の集中管理管理システムを利用でき、管理者に余計な負荷を与えることはないという。なお、RSP上のInfobloxはGrid Masterにはなれず、中核となるアプライアンスは別途設置する必要がある。 RSPでInfobloxの機能を利用するためには、まずRiverbedからRSPのライセンスを購入。その上で、Infobloxから「Infoblox NIOS for Riverbed Steelhead Appliances」ソフトウェアを購入する必要があることから、提供は、ネットマークス、ソリトン、兼松エレクトロニクスといった、両社製品を扱っている代理店から行う予定。Infoblox NIOS for Riverbed Steelhead Appliancesの参考価格は59万9000円（60ユーザー）からで、8月4日より提供を開始する。Infobloxでは、2009年7月までに50社への販売を見込む。 ■ ＵＲＬ Infoblox株式会社 http://www.infoblox.co.jp/ リバーベッドテクノロジー株式会社 http://www.riverbed.com/jp/ ■ 関連記事 ・ Infoblox、ネットワークID管理製品を一新－IDグリッド対応を強化した新OSなど（2006/06/27） ・ リバーベッド、業務向けWebアプリのサポートを強化したWAN高速化装置向け新OS（2008/02/25）
（ 石井 一志 ）
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