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WXC3400
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ジュニパーネットワークス株式会社(ジュニパー)は7月16日、WAN最適化プラットフォーム「WXCシリーズ」の新製品3機種を発表した。中小規模事業所向けの「WXC1800」、大規模事業所・小規模データセンター向けの「WXC2600」、本社や中規模以上のデータセンターに向けた「WXC3400」が提供される。価格はいずれもオープン。
WXCシリーズは、WAN経由の通信を最適化するためのアプライアンス製品。PFA技術によるTCPアクセラレーションのほか、アプリケーション単位の高速化処理技術「AppFlow」を搭載しており、MAPI、CIFS、HTTPなどのパフォーマンスを高速化できる。さらに、QoSやコンテンツ配信、ポリシーベースの経路最適化機能、キャッシュを利用したトラフィック削減機能なども利用可能という。耐障害機能としては、外部電源ユニット、HDD、ファンをユニットごと交換できる仕組み「Field Replaceable Unit」も利用でき、現場で簡単にメンテナンスを行えるとのこと。
今回発表された新製品のうち、WXC1800は最大圧縮容量が2Mbps、トンネル数が10のエントリーモデルで、80GBのHDDを搭載する。また、250GB HDDを備えた中位モデルのWXC2600は、最大圧縮容量が8Mbps、トンネル数が20。上位モデルのWXC3400では、最大圧縮容量45Mbps、トンネル数が140となっており、1TBのHDDを搭載する。
■ URL
ジュニパーネットワークス株式会社
http://juniper.co.jp/
プレスリリース
http://juniper.co.jp/company/presscenter/pr/2008/pr-080716.html
( 石井 一志 )
2008/07/16 17:04
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