エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は7月29日、アプリケーション事業者向けSaaS/ASP基盤サービス「BizCITY for SaaS Provider」を発表した。「ネットワークゲートウェイ for SaaS Provider」と「サーバホスティング for SaaS Provider」の両メニューを、同日より提供開始する。
BizCITY for SaaS Providerは、アプリケーション事業者を対象にしたSaaS/ASP基盤サービス。このうちネットワークゲートウェイ for SaaS Providerは、NTT ComのVPNサービス経由でSaaS/ASPサービスを提供可能にするもので、インターネットを経由しない安定した通信環境でサービスを提供できるという。価格は、1Mbpsの場合で月額4万8000円から。一方のサーバホスティング for SaaS Providerは、アプリケーションサーバーのホスティングサービス。SaaS/ASPサービスの提供にかかわるサーバー運用をNTT Comへアウトソースすることで、サーバー構築・運用コストなどの低減が図れるとした。
なおNTT Comでは今後、SaaS/ASP基盤サービスの利便性向上に向け、多要素認証、シングルサインオン、料金回収代行などのサービスを順次提供するとしている。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080729.html
( 石井 一志 )
2008/07/29 18:23
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