株式会社ムービットは7月30日、ターボリナックスのインターネットサーバー構築ソフトウェア「Turbolinux Appliance Server 3.0」(以下、TLAS 3.0)を搭載したアプライアンス製品「Powered BLUE 770シリーズ」を発表した。価格はオープンで、8月1日より販売を開始する。
Powered BLUE 770は、従来製品「Powered BLUE 666」の後継として提供される、1Uサイズのインターネットアプライアンスサーバー。TLAS 3.0は、オープンソース化されたSun Cobaltシリーズの管理インターフェイス「BlueQuartz」を採用するインターネットサーバー構築ソフトウェアで、Powered BLUE 770はこれを搭載したことにより、Web、メール、DNS、FTPなどのサーバー機能を、簡単に構築・運用できるという。
サーバー設定や機能は従来のPowered BLUEシリーズと同様で、LCDやWeb管理画面からのサーバー設定を行えるほか、セキュリティパッチ適用の自動化も可能。管理者の負担を大幅に軽減できるとした。また新モデルではPostfixを採用し、メールへの自動BCC付加機能追加と、メール配送の高速化を実現。さらにsyslog-ng採用によるsyslog機能の強化や、PHP 5採用、ワイルドカードSSL対応なども行われている。
■ URL
株式会社ムービット
http://www.mubit.co.jp/
プレスリリース
http://www.mubit.co.jp/homepage/press.html
( 石井 一志 )
2008/07/30 12:23
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