日本ユニシス株式会社は、外出先からでも安全に社内Webサービスを活用できるようにする「SASTIKサービス」を、9月1日より提供開始すると発表した。
SASTIKサービスは、自宅や外出先からインターネットを経由して社内Webサービスを利用できるようにするサービス。認証キーデバイスをWindows PCのUSBポートに挿し、パスワードを入力するだけで、インターネットを通じて企業内システムへアクセスし、オフィスと同じように業務Webアプリケーションが使えるようになるという。
個々のユーザーが利用可能な範囲やシステムはセンター側で集中管理可能。インフラ基盤は常に最新のものを提供するので、バージョンアップをユーザー側で行う必要もない。また、通信はSSL-VPNを利用してセキュリティを確保するほか、USBデバイスを抜くと作業履歴はすべて消去され、PCには何の証跡も残さずに安全にログオフできる。加えて、キーデバイス自身にはデータを格納せず、紛失時にも容易に利用停止を行える仕組みのため、安全性も確保されているとのこと。
価格は、USBキーデバイスが2000円(税別)、SASTIKサービス利用料が月額700円(同)。このほか、初期費用として20万円(同)が必要となる。日本ユニシス手では、今後3年間で10万IDの契約を見込む。
■ URL
日本ユニシス株式会社
http://www.unisys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_080827_SASTIK.html
( 石井 一志 )
2008/08/29 18:01
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