ポリコムジャパン株式会社(ポリコム)は10月15日、ビデオ会議システム向けの管理アプライアンス「Polycom Converged Management Application(CMA)」を発表した。同時に提供されるビデオ会議ソフトウェア「Polycom CMA デスクトップ」をあわせて利用することにより、ビデオ会議を容易に導入できるという。
Polycom CMAは、ビデオ会議をリアルタイムで接続し、管理できるアプライアンス製品。既存の企業ディレクトリと統合可能で、5000端末の登録、1500の同時通話をサポートできるスケーラビリティを備える。
一方のPolycom CMAデスクトップは、映像・音声によるコミュニケーションやコンテンツ共有が可能な、PC向けソフトウェア。ユーザーは簡単な操作でビデオ会議を開催し、必要な相手と共同作業を行えるという。加えて、プレゼンス機能を使って相手の在席情報を確認できるほか、LDAPディレクトリと統合可能なため、管理を簡素化し、連絡先データを正確に維持できる。
また、既存システムとの接続もサポートしており、Polycom CMAデスクトップと既存のテレプレゼンスシステム、ビデオ会議システムとの間でシームレスに接続可能。H.323、LDAP/H.350、XMPP、XMLなどの業界標準をサポートし、相互運用性を確保している。
Polycom CMAのラインアップには、ユーザー規模に応じた2製品を用意した。上位モデルの「Polycom CMA 5000」は、500ライセンス分のPolycom CMA デスクトップを含んで928万2000円から。下位モデルの「Polycom CMA 4000」は、200ライセンス分のPolycom CMA デスクトップを含んで374万8500円から。
■ URL
ポリコムジャパン株式会社
http://www.polycom.co.jp/
プレスリリース
http://www.polycom.co.jp/news/release/2008/1015_CMA.html
( 石井 一志 )
2008/10/16 18:16
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