アビームコンサルティング株式会社(以下、アビーム)は10月16日、「SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービス」を開始すると発表した。このサービスは、音声系のSaaS型アプリケーションとアビームのコンサルティングサービスを統合したもので、コンタクトセンターを短納期・低コストで導入できるという。
音声系のアプリケーションとしては、米FonalityのオープンソースIP-PBXソフト「trixbox Pro」を採用。一方のコンサルティングサービスでは、アビームが培った、コンタクトセンターでの業務リエンジニアリングの経験とノウハウに基づき、顧客満足度を向上させるためのコンサルテーションを実施する。
具体的には、「電話がつながらない」「応対が悪い」といった日常的な問題の解決を図るとともに、問い合わせや苦情の殺到といった非常時にも対応できる、柔軟性のあるコンタクトセンターの構築を目指すとした。コスト面でも、数千万円規模の設備投資が必要だった従来と比べ、初期投資、運用コストの両面で低く抑えられるとのこと。また、WAN上にバーチャルコンタクトセンターを設け、在宅勤務者にコール対応を行わせることも可能という。
trixbox Proの参考価格は、20席の場合で、初期導入費用が167万9520円、月額費用が6万円。
■ URL
アビームコンサルティング株式会社
http://www.abeam.com/jp/
プレスリリース
http://www.abeam.com/jp/news/pr2008/20081016.html
( 石井 一志 )
2008/10/17 13:08
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