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富士通、最大1GbpsのAES暗号化機能を備えたネットワークスイッチ


SR-S224CP1
 富士通株式会社は10月27日、レイヤ2暗号化機能を搭載したネットワークスイッチ「SR-S224CP1」を発表した。価格は190万円(税別)で、出荷開始は12月下旬の予定。

 SR-S224CP1は、AES暗号化機能を搭載したレイヤ2スイッチ。24基の100BASE-TX/10BASE-Tポートに加えて、アップリンク用に1000BASE-T/100BASE-TXとSFPのコンボポートを4基搭載し、コンボポート中の2基が暗号化に対応する。暗号化は、専用の暗号化プロセッサによって行われ、ハードウェア処理によるレイヤ2ネットワークでの1Gbps高速暗号化を、従来製品と比べて低価格で実現したという。またレイヤ2で暗号化を行うため、IPsecなどの従来の方式で必要だった、導入時の複雑なネットワーク変更作業も不要とのこと。

 スイッチ容量は12.8Gbps。ポート/タグVLANや、MACアドレス/IEEE 802.1X/Web認証、IEEE802.1p QoS、ACLなどの機能も備えている。なお富士通では、今後3年間に1500台の販売を見込む。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/10/27.html


( 石井 一志 )
2008/10/27 12:00

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