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ポリコム、フルHD映像に対応した最新ビデオ会議システム |
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新製品発表会では、10月に発表したビデオ会議管理ソリューション「Polycom Converged Management Application（CMA）」、および多地点会議ソリューション「Polycom DMA 7000」も含めて、同社が推進する事業ビジョン「Polycom VC2」を軸にした製品説明が行われた。 代表取締役社長の奥田智己氏は、「当社ではPolycom VC2ビジョンのもと、誰もが、誰とでも、いつでも、どこでもビデオ会議を使って簡単にコミュニケーションやコラボレーションが行えるソリューションの提供を目指している。そして、このビジョンを実現するために、個人用からイマーシブまで互換性がとれたビデオ会議システムを始め、音声会議システム、VoIP電話機、会議プラットフォーム、管理アプリケーション、セキュリティソリューションなど、トータルでのコラボレーションソリューションをラインアップした。今回の新製品も、Polycom VC2ビジョンを構成する重要なコンポーネントになる」としている。
Polycom UltimateHDソリューションの主要コンポーネントとして、「Siren22 StereoSurround」に対応しており、22KHzの明瞭（めいりょう）なステレオ音声によってストレスのない対話を実現するほか、ビデオ会議におけるHD解像度でのコンテンツ共有を可能にする「People＋Content」機能も提供する。さらに、ポリコムが特許を取得しているパケットロス時の映像・音声修復機能「Lost Packet Recovery」テクノロジーにより、IPネットワーク上でのパケットロスの影響を最小限に抑えたHDビデオ会議を実現する。 あわせて提供開始する最新版ソフトウェアPolycom HDX リリース2.5では、Polycom HDXシリーズとPolycom CMAソリューションの統合を可能にした点が大きなポイント。Polycom CMAは、プレゼンベースのダイアリングやビデオ会議端末の一元管理、プロビジョニングなどにより、大規模ビデオネットワークをシンプルに管理することができるソリューション。主要コンポーネントとして、拡張性が高く、高品質な映像、音声、コンテンツの共有を実現するデスクトップビデオアプリケーション「Polycom CMA Desktop」を備えている。 Polycom HDXビデオ会議システムとPolycom CMAを統合することにより、デスクトップから役員会議室まで、ユーザー企業の多様な用途、スペース、予算の要件にあわせて、幅広いビデオ通信ソリューションの、シームレスな連携を可能にするとともに、これらすべての一元管理を実現する。 このほか、Polycom HDX リリース2.5では、内蔵MCU（多地点接続）機能を強化し、HD解像度および標準解像度での画面分割機能をサポート。また、Polycom HDXビデオ会議システムと「SoundStation IP 7000」音声会議システムとの統合もサポートしている。 Polycom HDX 8006の価格は、本体とPolycom EagleEye 1080カメラ、HDX用マイクアレイ、HDX用リモコンのベースパッケージが276万円（税別）。これにPeople＋Content機能を加えた「Polycom HDX 8006 XL」が306万円（同）。さらに、4拠点内蔵多地点接続に対応した「Polycom HDX 8006 XLP」が345万円（同）。Polycom HDX リリース2.5は、Polycom HDXシリーズの保守契約中のユーザーに無償で提供する。 ■ ＵＲＬ ポリコムジャパン株式会社 http://www.polycom.co.jp/ プレスリリース http://www.polycom.co.jp/news/release/2008/081112_HDX25.html http://www.polycom.co.jp/news/release/2008/081112_HDX8006.html
（ 唐沢 正和 ）
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