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ブルーコート、ProxySGとPacketShaperを連携させるプラグイン
ブルーコートシステムズ株式会社(以下、ブルーコート)は11月12日、プロキシ/WAN高速化アプライアンス「Blue Coat ProxySG」と、帯域制御装置「Blue Coat PacketShaper」の統合ソリューションを発表した。これによって、企業ネットワーク上のアプリケーション、コンテンツ、悪意ある脅威に対する可視化と制御が向上するという。
Blue Coat ProxySGは、ブルーコートが以前より提供している主力製品で、プロキシによるWeb閲覧・配信の高速化や、WAN経由の通信高速化といった機能を備える。一方のPacketShaperは、ネットワークの可視化と帯域制御を提供する製品。もともとは、米Blue Coatが買収した米Packeteerが提供していた。
今回ブルーコートでは、両製品を連携させるプラグインを開発。これによって、製品間での情報共有を可能にした。具体的には、PacketShaperがProxySGから最適化されたトラフィックを受け取り、それを識別・優先順位付けできるようになるため、インターネットトラフィックの中から内部アプリケーションを区別して、優先的に処理するといったことを行えるようになる。また、バックアップトラフィックとリアルタイムトラフィックの識別もできることから、品質に敏感な音声やビデオ関連アプリケーションなどを優先することも可能になっている。
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URL
ブルーコートシステムズ株式会社
http://www.bluecoat.co.jp/
ニュースリリース
http://www.bluecoat.co.jp/news/releases/2008/121108.html
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