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NTT Com、帯域保証SLAを導入した専用線サービス


ギガストリーム プレミアムイーサの提供イメージ
 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は12月18日、専用線サービス「ギガストリーム プレミアムイーサ」を発表した。専用線としての保守性や利便性を高めるとともに、帯域保証SLAを新設しているのが特徴という。提供は同日より開始する。

 ギガストリーム プレミアムイーサでは、日本初という帯域保証SLAを新設するほか、故障回復や故障通知、重複故障、開通遅延といった計5つのSLAを用意。例えば帯域保証SLAでは、契約帯域が出ていないことが確認されるなど、所定の条件が満たせなかった場合に、ユーザーへ一定率の料金を返還する。

 また、最新技術である「トランスポートMPLS」をバックボーンに利用し、専用線と同等品質の99.999%のアベイラビリティを維持しているのも特徴。加えて、イーサネット網ネットワーク装置の運用・保守管理機能「イーサネットOAM」により、開通時・故障時のユーザー立ち会い負荷を軽減し、保守性・利便性を向上させている。提供する回線としては、まず1Gbpsをラインアップし、今後、100Mbps、10Mbps、1Mbpsといった回線についても順次提供する予定。

 価格は、基本料金、アクセス回線料金、回線終端装置使用料の3つから構成される。このうち基本料金は、県内、ゾーン内、フラットと3段階のみのシンプルな設定になっており、例えば県内では、87万1500円/月。アクセス回線料金と回線終端装置使用料金は地域によらず定額で、それぞれ84万円/月と3万6750円/月が1カ所(片側)ごとに必要となる。



URL
  エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  http://www.ntt.com/
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20081218.html


( 石井 一志 )
2008/12/18 18:08

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