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ソフトフォンの画面イメージ
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富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS)は12月26日、小規模向けのIPコールセンターソリューション「COMPACT IP CallBox」を発表した。必要な機能をオールインワンの小型サーバーに収納しているため、容易にコールセンターを構築できるという。販売は同日より開始する。
COMPACT IP CallBoxは、10~50席程度のIPコールセンターを構築できるソリューション。同社がコールセンターシステム構築で培ったノウハウをもとに、PBXの基本機能と、ACD、IVR、MISなどの機能をコンパクトなサーバーに収納している。またシステム整備から運用・保守までを一貫してサポートすることにより、従来の半分の価格でソリューションを提供できるとのこと。
加えて、オペレーターが操作しやすいようソフトフォンのデザインを工夫している点も特徴で、直感的に操作可能なユーザーインターフェイスを採用した。具体的には、電話機のボタン機能で実施していたワーク・離席などの操作を、PCの画面とファンクションキーなどの簡単な操作で行え、業務の流れを中断することのない、スムーズなコール対応を実現するという。
さらに管理面では、専用ツールやコマンドを利用してた従来の方式をあらため、Web GUIから管理を行えるようにした。特に、コールセンターの自動音声応答処理は直感的に操作可能なことから、ビジネス環境の変化にあわせ、応答フローを柔軟に変更できるとしている。
本体の価格例は、オペレーター10席の場合で498万円(税別)から。またサポートサービスは、設計・導入支援サービスは35万円(同)から、運用・保守サービスは40万円(同)/年から、となっている。なおFNETSでは、3年間に300システムの販売を見込んでいる。
■ URL
富士通ネットワークソリューションズ株式会社
http://jp.fujitsu.com/group/fnets/
プレスリリース
http://jp.fujitsu.com/group/fnets/topics/2008/1226.html
( 石井 一志 )
2008/12/26 12:33
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