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au、法人向けに防水・耐衝撃の端末「E05SH」「E06SH」


「E05SH」 左からブラック、シルバー

SDIO拡張カード 左から構内PHSカード、無線LANカード
 KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は1月21日、法人向けの端末として、防水・耐衝撃性能、SDIO機能を備えた「E05SH」、SDIO機能の代わりにバーコードリーダー機能を備えた「E06SH」の2機種を開発した。シャープ製のCDMA 1X WIN端末で、E05SHは2009年春に、E06SHは2009年夏に発売される予定。

 「E05SH」「E06SH」ともに、IPX5/IPX7準拠の防水性能を備えたストレート型の端末。ボディにはプロテクターが装備され、耐衝撃性能も実現している。指紋認証機能や遠隔操作による端末のロック、メモリ削除などが可能なほか、遠隔操作による設定でカメラや外部メモリなど機能を制限することもできる。また、「ナカチェンforビジネス」をサポートすることで法人ごとのメニューカスタマイズに対応する。

 法人向けサービス・機能では、KDDI Business Outlookやビジネス便利パック、GPS MAP、ケータイオフィス、ドキュメントビューアー、scanRなどに対応する。また、au one ガジェットやグローバルパスポート CDMA、デコレーションメール、EZナビウォーク、Bluetooth、名刺リーダー機能などが利用できる。

 メインディスプレイは約2.6インチ、240×400ドットのモバイルASV液晶で、「カラーベールビュー」をサポート。カメラはオートフォーカス対応の203万画素CMOSで、microSDカードが利用できる。

 「E05SH」はSDIO拡張スロットを装備しており、別途発売される構内PHSカード、または無線LANカードを装着することで、内線ソリューション「OFFICE FREEDOM」に対応する。おサイフケータイも利用可能。なお、E05SHに対応するSDIO拡張カードは2009年の夏に発売される予定で、利用にあたっては預かり修理対応で端末のバージョンアップが必要になる場合がある。

 「E05SH」の連続待受時間は約300時間、連続通話時間は約280分。大きさは、約48×138×16.4mmで、重さは約130g(いずれも目標値)。ボディカラーはブラック、シルバーの2色。


「E06SH」
 「E06SH」は、SDIO拡張スロットではなく、背面にバーコードリーダーを装備する。バーコード11種類、2次元コード4種類に対応し、流通業での利用などを想定している。また、長時間使用できるよう、標準で1540mAhの「大容量のバッテリー」が搭載される。おサイフケータイは非対応。

 「E06SH」の連続待受時間は約500時間、連続通話時間は約460分。大きさは、約48×138×20(最厚部約36)mmで、重さは約160g(いずれも目標値)。ボディカラーはシルバー。



URL
  KDDI株式会社
  http://www.kddi.com/
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0121a/
  ニュースリリース(製品詳細)
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0121a/besshi.html
  関連記事:KDDI、法人向け新ソリューション戦略を明らかに(ケータイ)
  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/43650.html


( 太田 亮三 )
2009/01/21 17:44

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