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日本HP、新ASICを搭載したスイッチ4製品-PoE+にも対応
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は3月18日、エッジから小規模データセンターまで対応できるスイッチ新製品「HP ProCurve 2910alシリーズ(以下、2910alシリーズ)」4製品を発表した。4月1日から販売開始する。
2910alシリーズは、自社開発の新チップ(ASIC)を搭載した管理型スイッチ。従来の「Provision ASIC」では4つのASICを搭載していたのを1つのASICに集約することで、部品点数を削減し、信頼性を向上させたのが特長。最大消費電力も従来シリーズと比べて約40%に抑えられている。
また、2009年に承認予定の「PoE+」に対応し、1ポートあたり30W、1台あたり375Wの電力供給を可能にした。電力供給量を拡大させることで、高度化が進むネットワーク環境にも柔軟に対応するという。
ラインアップは、Gigabit Ethernet(GbE)を24ポート備え、PoE+未対応の「2910al 24G」、PoE+対応の「2910al 24G-PoE+」。GbEを48ポート備え、PoE+未対応の「2910al 48G」、PoE+対応の「2910al 48G-PoE+」の計4機種。価格はそれぞれ、25万2000円、34万2300円、44万1000円、62万7900円。なおいずれの機種も、オプションにより、最大4ポートまで10GbEを拡張できる。
【お詫びと訂正】初出時、ポート構成を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。
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URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2009/fy09-074.html
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