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NEC、改ざんデータを自動復旧するLinuxサーバー用ソフトウェアを発表


 日本電気株式会社は9月16日、不正に改ざんされたデータを自動的に復旧するソフトウェア「SERVERW@TCH for Tripwire Ver1.0」(以下、SERVERW@TCH)を発表した。価格は198,000円。

 同ソフトは、Linux上で動作する改ざん検知・リカバリーソリューション「Tripwire for Servers」(別売、以下Tripwire)との組み合わせにより動作し、インターネット上に設置されたサーバーに対するデータ改ざんを、自動復旧するもの。監視対象のフォルダを同ソフトが自動的にバックアップし、Tripwireが改ざんを検知した場合に書き戻す仕組み。規定された手順により行われた更新はSERVERW@TCH側で正規の作業として認識され、更新は正常に行われる。

 データ改ざんが行われた場合は、改ざんされたデータも復旧前に自動保存。被害の証拠を確実に残すことで、その後の調査に活用することができる、とのこと。

 SERVERW@TCHの出荷開始は9月30日を予定しており、同社では初年度500本の販売を目標としている。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0309/1602.html


( 編集部 )
2003/09/16 17:20

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