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ネクサンティス、暗号化ソリューション「NexantiS Secure Folder v2」を提供
スマートカードを利用してファイル・フォルダを暗号化
ネクサンティス株式会社は10月1日より、大日本印刷株式会社が開発したスマートカード「Standard-9」を利用して、企業内の情報管理体制を強化する暗号化ソリューションの新バージョン「NexantiS Secure Folder v2」を提供する。パッケージ内容は、ソフトウェアCD-ROM、暗号化スマートカード「Standad-9」2枚に加え、同社のスマートカードリーダ・ライター製品をSmartUSB (USB接続型)、Xi-SmartUSB (USB接続型)、Xi-SmartSerial (シリアル接続型)、SmartPC Card (PCMCIA接続型)より1台を選択できる。
NexantiS Secure Folderは、スマートカード内の鍵によるファイルやフォルダの暗号・復号化や、自己復号も可能なメール添付ファイルの作成、データ削除用アイコンへのドラッグ&ドロップによるデータの完全消去が可能なセキュリティソフトウェアパッケージ。
新バージョンでは、ファイルを特定フォルダにドラッグ&ドロップするだけで暗号化を行うオンザフライ機能や、USBキーやFDD、HDD内のデータファイルをトークンとして利用する機能が追加された。また管理者向けのアドミニストレーションツールが新たに用意され、ファイルやフォルダに共有鍵を設定して暗号化し、ネットワークでの安全なファイルやフォルダの共有を可能になったほか、パスワード誤用によるスマートカードのブロック解除にも対応している。このほかスマートカード「Standard-9」の機能のフルサポートも行われている。暗号アルゴリズムは、DES、T-DES、Hash関数(SHA-1)、RSAに加え新たにAESによる暗号化にも対応した。
将来的にはJavaカード、Multosカード、非接触カードといった各種ICカードのトークン利用をサポートする予定。対応OSはWindows 98/NT 4.0/2000/XP。
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URL
ネクサンティス株式会社
http://www.nexantis.co.jp
「NexantiS Secure Folder v2」
http://www.nexantis.co.jp/Solutions/Secure_folder/
( 岩崎 宰守 )
2003/10/01 19:40
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