|
VPN-1 Edge Sシリーズ
|
イスラエルのCheck Point Software Technologies Ltd.(以下、チェックポイント)は10月7日(米国時間)、VPN/ファイアウォールアプライアンス「VPN-1 Edge」を発表した。在宅勤務者および小規模リモートオフィス向けの「Sシリーズ」と、サイト間VPNを必要とする拠点向けの「Xシリーズ」が用意され、日本国内での出荷は11月以降の見込み。価格は、Sシリーズが64,000円、Xシリーズが128,000円からの予定となっている。
VPN-1 Edgeには、チェックポイントのVPN-1 NGソフトウェアをベースにしたVPN-1 Embedded NGが組み込まれており、ステートフルインスペクション方式のファイアウォールを採用。IPSec VPNの暗号化はDES/3DES/AESに対応する。パフォーマンスは機種によって異なるが、ファイアウォールスループットが22~150Mbps、VPNスループット(3DES)が3~30Mbpsとなっている。また、Xシリーズはハイ・アベイラビリティ、マルチISPのサポート、自動回復機能などの追加機能も備えているという。
管理面では、中央からの集中管理が可能となっており、One-Click VPNコミュニティや自動アップデート機能などにより、大規模VPNを短時間かつ容易に展開できる、とのこと。
同社ではVPN-1 Edgeについて「中央からの集中管理が可能で、既存のインフラに容易に導入することができるため、本社リソースに接続する小売店舗、フランチャイズ事業所、小規模リモートオフィス、ビジネス・パートナのエクストラネットなど、数カ所から数千カ所のリモート拠点を持つ幅広い事業形態に最適なソリューション」としている。
■ URL
Check Point Software Technologies Ltd.(英語)
http://www.checkpoint.com/
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
http://www.checkpoint.co.jp/
プレスリリース(日本語)
http://www.checkpoint.co.jp/pr/2003/20031008.html
( 石井 一志 )
2003/10/08 17:30
|