米WatchGuard Technologiesは、ネットワークセキュリティに関するWebサービスを提供している米Qualys,Inc.と提携し、セキュリティの脆弱性をリアルタイムで検知する監査サービス「ウォッチガードAuditScan」を、同社製品のユーザー向けサポートサービスの一部として10月14日(米国時間)より提供を開始した。日本からも米WatchGuardの日本法人であるウォッチガード・テクノロジーズ・ジャパン株式会社のWebサイトより、同サービスの利用が可能だ。
「ウォッチガードAuditScan」は、同社製品のユーザー向けサポートサービス「LiveSecurity」のWebサイトから提供され、ネットワークを自動的にスキャンして、脆弱性をリアルタイムで検知、最適な解決手順を知らせてくれるWebサービス。別途ソフトウェアやハードウェアを導入する必要がなく、インターフェイスは英語ながら、ネットワーク管理者が検査を迅速かつ簡単に行えるよう設計されている。
米WatchGuard CEOのジェームス・ケイディは、「今回の提携により、脆弱性監査を提供してセキュリティソリューションの統合を目指しました。クオリスは、脆弱性監査サービスのリーディングプロバイダーで、最大かつ最新の脆弱性データベースをもっているため、正確な情報と適切な対処方法を提供できます」としている。
■ URL
ウォッチガード・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
http://www.watchguard.co.jp/
Qualys,Inc.
http://www.qualys.com/
LiveSecurityサービス
http://www.watchguard.co.jp/activate/index.html
( 岩崎 宰守 )
2003/10/15 19:38
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