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米NetScreen、ファイアウォールアプライアンス用OSに新機能を追加


 米NetScreen Technologies,Inc.は10月20日(米国時間)、同社のファイアウォール製品NetScreenアプライアンスに「Deep Inspection」機能を追加すると発表した。また同時に、管理ツール「NetScreen-Security Manager 2004」も発表された。現在NetScreenとサポート契約を結んでいるユーザーは、どちらも無償で入手可能とのこと。

 Deep Inspectionは、アプリケーションレイヤを保護するファイアウォール機能で、アプライアンス用OSの新バージョン「ScreenOS 5.0」に追加される。これを利用することで、Web、電子メール、FTPなど主要なインターネットサービスを狙った250種類を超えるアプリケーションレベルへの攻撃から、ネットワークを保護できるという。

 ScreenOS 5.0の提供は、「NetScreen 5GT/5XT/25/204/208/500」の各機種用が11月、「NetScreen 5200/5400」用が12月の予定。

 NetScreen-Security Manager 2004は、デバイス、ネットワーク、セキュリティポリシーの各レベルにおける制御機能と監視機能を組み合わせた、ネットワークセキュリティ管理プラットフォーム。管理者は複数のツールを使用することなく各種の決定を行うことができ、またIT部門のメンバーが協力して、複雑なセキュリティネットワークを効率的に管理できるようになるとのこと。こちらは12月のリリース予定。



URL
  NetScreen Technologies,Inc.(英語)
  http://www.netscreen.com/
  プレスリリース(英語)
  http://www.netscreen.com/company/news_room/new_releases/pr_20031020_498.jsp

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( 石井 一志 )
2003/10/21 17:29

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