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トレンドマイクロ、Exchange Server専用のウイルス対策ソフト新版を発表


 トレンドマイクロ株式会社は10月29日、マイクロソフト株式会社のMicrosoft Exchange Server 2003(以下、Exchange Server)に対応したExchange Server専用ウイルス対策ソフトウェア「InterScan for Microsoft Exchange ver. 6.2(以下、ISME6.2)」を11月4日より発売すると発表した。同社によると、Exchange Server 2003に対応したウイルス対策ソフトウェアは国内初という。今後一年間の販売目標は、50万アカウントライセンス。


 ISME6.2は、Exchange Server専用のウイルス対策ソフトウェア。Exchange Server上で動作し、メールの添付ファイル、パブリックフォルダに投稿されるファイルをリアルタイムで監視でき、メールボックスにウイルスが届く前にウイルスの検出駆除ができるという。

 今回のバージョンでは、同社製品を集中管理するマネジメントソフトウェア「Trend Micro Control Manager 2.5」を通じて提供されるアウトブレークプリベンションサービス(事前対策、ウイルス検出/駆除、回復/損害診断など)に対応。従来のパターンファイルに加え、アウトブレークプリベンションポリシー(パターンファイルとは別に配信される、予防のために必要な「早期ウイルス情報」とウイルス対策ソフトの設定を変更する対策方法の記述があるファイル)を適用できるため、ファイルタイプやファイル名などによってウイルス付メールの侵入を防ぐ事前対策が可能になり、ウイルスの大規模感染を未然に防止できる。

 対応OSは、Microsoft Windows 2000 Server/Advanced Server(Service Pack 1、2、3)、Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition / Enterprise Edition。価格は、50-99アカウントライセンスで1ライセンスあたり3,900円。



URL
  トレンドマイクロ株式会社(法人向け)
  http://www.trendmicro.com/jp/home/enterprise.htm
  ニュースリリース
  http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news031029.htm
  InterScan for Microsoft Exchange
  http://www.trendmicro.com/jp/products/groupware/isme/evaluate/overview.htm


( 福浦 一広 )
2003/10/29 17:00

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