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JBCC、アクセス制御を行うセキュリティソリューションなどを発表


 日本ビジネスコンピューター株式会社(以下、JBCC)は11月4日、セキュリティーソリューション「アクセス制御ソリューション」、監視サービス「IBM iSeriesジョブ監視サービス」を発表した。ともに同社のソリューションマネージメント&アクセスセンター(SMAC)がサポートを行い、自社内にIT要員の確保が困難な、中堅企業のシステム運用を支援するという。提供開始は11月初旬より。

 アクセス制御ソリューションは、不正使用対策の「目付くん」、不正侵入検知・防御対策の「捕物くん」、Web改ざん対策の「火消くん」の3つのサービスから構成されている、総合セキュリティソリューション。目付くんはメールやWebへのアクセスをすべて記録し、不必要な通信を制限するもの。捕物くんは、ウイルスや不正アクセスの検知などのため、システムを防御し、ソフトのバージョンアップを自動的に実施する。火消くんは、自社のWebが改ざんされた場合に、自動的にリカバリしてくれるソリューション。価格はそれぞれ103万円から、220万円から、125万円から。

 IBM iSeriesジョブ監視サービスは、IBMのiSeriesユーザーのシステム安定、継続稼動へのニーズに対応するもので、メッセージを監視して重要なメッセージかどうかを判断したり、メッセージ内容から属性を判断し、指定の連絡方法で担当者に通知したり、トラブルに関するリカバリーを自動的に実行するなどの作業を行う。

 なおJBCCではアクセス制御ソリューションについて、2004年3月までに3億円の売上を見込んでいる。



URL
  日本ビジネスコンピューター株式会社
  http://www.jbcc.co.jp/


( 石井 一志 )
2003/11/04 19:45

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