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横河エンジニアリングサービス、IEEE 802.1x認証アプライアンスの上位モデルを発表


As-Cシリーズ
 横河エンジニアリングサービス株式会社は11月10日、IEEE 802.1xに対応した認証用アプライアンスサーバー「As-Cシリーズ」を発表した。出荷は12月22日からの予定。

 同製品は、「Authentication Server ASシリーズ」の第2弾で、200ユーザー以上の、より大規模な環境向けのもの。連携するデータベースとしては、内部LDAP、外部LDAPの参照を標準でサポートするほか、アクティブディレクトリ、SecureID、NTドメインとの連携も、オプションにより可能。駆動部分を持たない小規模向けの従来モデル「As-Fシリーズ」と組み合わせることにより、企業、学校、病院、自治体からHOTSPOTサービスまで、幅広い環境下でのネットワーク認証をサポートするとのこと。

 ソフトウェアには、チューニングされた独自開発のLinux OSとアクセンス・テクノロジーの認証サーバーソフトウェア「fullflex wireless」を採用。EAP認証方式は、EAP-TLS、PEAP、EAP-TTLS、EAP-MD5に対応するほか、認証されたユーザー単位で仮想LANを構築する認証VLAN機能が追加され、ユーザーの業務に必要なリソースにのみアクセスを許可することが可能。また、社内ネットワークなどで使用する証明書を発行管理できる、プライベートCA機能も追加された。

 ラインアップには、200~3,000ユーザーまでをカバーする「As-C/m」と、500~無制限ユーザーをカバーする「As-C/h」が用意されており、200ユーザーのAs-C/mで220万円から。同社では、2004年度に5億円の販売を見込んでいる。



URL
  横河エンジニアリングサービス株式会社
  http://www.yokogawa.co.jp/YSV/
  関連記事:802.1x認証機能を手軽に導入可能な、50万円を切るアプライアンスサーバー(Internet Watch)
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0612/asf.htm


( 石井 一志 )
2003/11/11 00:01

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