株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズは、Linuxサーバー向けアンチウイルスソフトの最新バージョン「HDE Anti-Virus 3.5 for Server」(for Server)と「HDE Anti-Virus 3.5 for Gateway」(for Gateway)を、12月4日より販売開始すると発表した。
HDE Anti-Virus 3.5 for Serverは、Linuxサーバーをウイルスから守るためのアンチウイルスソフト。またHDE Anti-Virus 3.5 for Gatewayはゲートウェイ用で、インターネット経由のメールの送受信や、Webブラウジングによるウイルス侵入から、クライアントPCを守るもの。両製品の前バージョン「3.0」までは、サーバー管理ソフト「HDE Controller」「HDE File Server」のオプションソフトという位置付けだったが、今回より単体での稼働が可能になった。これにより、従来のサーバー管理ツールと統合されたアンチウイルスソリューションのニーズと、アンチウイルス機能のみを必要とするニーズの両方に対応できるという。
対応するディストリビューションはどちらのソフトとも、Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1(3.0は対応予定)、Red Hat Linux 7.2/7.3/8/9、Turbolinux 8 Server、Miracle Linux Standard Edition V2.1。価格はfor Serverが50,000円、for Gatewayが25ユーザー版で117,000円から。
また、同社では発売と同時にキャンペーンを2つ実施する。1つは、他社製のゲートウェイ用アンチウイルスソフトのユーザーを対象としたfor Gatewayへの乗り換えキャンペーンで、対象ユーザーへは通常価格の半額で提供を行う。2つ目は、ホスティング事業者向けに、サーバー管理ツール「HDE Controller 3.0 Linux版 ISP Edition」とfor Gatewayをセットにして、2004年3月31日まで「ISPセキュリティパック」の名称で販売するもの。同パックの価格は25ユーザー版で198,000円から。
■ URL
株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズ
http://www.hde.co.jp/
プレスリリース
http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200311110
製品情報
http://www.hde.co.jp/hav/
( 石井 一志 )
2003/11/12 00:00
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