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日立、社内ネットワークへの不正接続を予防するソリューションを発表
株式会社日立製作所 情報・通信グループは11月12日、セキュリティソリューション「Secureplaza(セキュアプラザ)」のラインアップ強化として、「ネットワークガードソリューション」を追加すると発表した。
同ソリューションは、PC接続制御ソフトウェア「NX NetMonitor(ネクサスネットモニター)」を中核として構成されるもの。同ソフトを利用すれば、登録されていないPCが企業内LANに接続された場合の検知、接続拒否が可能で、不正なPCが持ち込まれてそこからウイルスに感染したり、社内の貴重なデータが持ち出されてしまったりすることが防止できる。
今回のソリューションでは、同ソフトの導入に加え、1)独自の診断ツールを使い企業内LANのセキュリティレベルの現状を分析する「LANセキュリティ診断サービス」、2)セキュリティポリシー策定やセキュリティシステム構築のためのさまざまな技術とノウハウを提供する「セキュリティ対策コンサルテーション」、3)業務フローの観点から情報管理のセキュリティ対策を行う「情報漏えい防止ソリューション」、4)システム常時監視・運用や障害発生時の迅速な対応などを行う「セキュリティ運用管理業務アウトソーシングサービス」、の4つのメニューを用意した。
日立によれば、これにより「企業のセキュリティ対策を、コンサルティングによる現状の分析から、セキュリティシステムの構築、サポート、運用までを一貫して支援することができ、企業内LANで高いセキュリティレベルの実現が可能になる」とのこと。
同ソリューションの価格は、基本となるNX NetMonitorの導入サービスとソフトウェア30ライセンスが100万円からで、他のサービスは個別見積となる。同社では、2004年度に1億円の販売を見込んでいる
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031112.html
( 石井 一志 )
2003/11/12 19:01
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