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シマンテック、ポリシー監査ソフトウェアの新バージョンを発売

ポリシーの遵守状況に対する監査を企業規模で実施

 株式会社シマンテックは、ポリシーの遵守状況に対する監査を企業規模で実施できるソフトウェアの新バージョン「Symantec Enterprise Security Manager 5.5.3 SR1(以下、ESM)」を12月12日より発売する。価格はマネージャが500,000円、サーバーエージェントが240,000円、ワークステーションエージェントが20,000円、追加CPUライセンスが120,000円となっている。また既存のユーザーは、価格の50%でのアップグレードが可能。

 今回のバージョンより設定済みの監査用ポリシーが同梱され、ISO 17799やSans Top 20などの業界標準に基づいたセキュリティ監査が容易になった。もちろんカスタマイズしての利用も可能だ。また新たにWindows Server 2003が監査対象OSに追加された。ほかにWindows NT4.0/2000、Solaris、AIX、Linux、Tru-64などを監査できる。

 ESMは、システムやアプリケーションに対して、セキュリティと脆弱性に関する2,000項目以上のチェック項目による監査を行い、ポリシーに準拠しない設定や修正プログラム未適用の脆弱性を発見するもの。監査項目の設定、実行や、監査結果のグラフ表示、レポーティングが1台のコンソールで行える。このほかチェック項目リストを最新の状況にあわせて更新するLiveUpdate機能により、管理コンソールからクライアント環境に向けて最新のSecurity Updatesを配信することもできる。

 また、同製品とSymantec Incident Manager、Symantec Event Managerにより、企業ネットワーク全体にわたって、セキュリティ状況を一括管理できるSymantec Security Management Systemを構成することも可能となっている。



URL
  株式会社シマンテック
  http://www.symantec.co.jp/
  Symantec Enterprise Security Manager
  http://www.symantec.com/region/jp/products/esm/
  Symantec Security Management System
  http://www.symantec.com/region/jp/ssms/index.html


( 岩崎 宰守 )
2003/11/18 16:24

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