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GUARDIAN WALL Version 5.1
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キヤノンシステムソリューションズ株式会社とNECソフト株式会社は、メールの情報セキュリティ管理ツール「GUARDIAN WALL Version 5.1」を2004年1月上旬より発売する。本製品はSolaris版の開発・販売をキヤノンシステムソリューションズが、Linux版の移植を両社共同で行い、NECソフトが販売する。価格は50ユーザーで1,200,000円、ユーザー無制限で5,000,000円、年間保守料金は価格の15%となっている。両社では出荷目標を500本としている。
新バージョンではフィルタリング機能を強化し、指定キーワードの出現回数、アドレス数、ドメイン数、また添付ファイルの数やサイズを用いたメールチェック機能が新たに追加された。また送信先アドレスの検査を行い、問題のあるアドレスへの配送制御が可能になった。このほかsendmail互換インターフェイスに依存せずにSMTPサーバーへ直接送信を行う設定にも対応したほか、正規表現や論理式を用いたメールの検査・配送ルールの拡張も行われている。
GUARDIAN WALLは、送受信されたすべてのメールを保存し、管理者のみ検索・閲覧が行えるメール管理ツール。メールのサブジェクト・本文・添付ファイルを検査し、指定キーワードやファイルの種類による送受信の制限やログ保存が可能だ。キーワードは10段階のランクを設定できる。配送制御では差出人、宛先のアドレスや特定ドメイン、メールサイズによる送信制限が行える。またメールの送受信件数や配送制御の適用状況、アドレス別、ドメイン別の発信・受信状況の統計も閲覧できる。
Solaris版はSolaris 2.6/7/8/9を、Linux版はTurboLinux 7 Server/8/9、Red Hat Linux 7.2/7.3/8/9をサポートする。
■ URL
キヤノンシステムソリューションズ株式会社
http://www.canon-sol.co.jp/
NECソフト株式会社
http://www.necsoft.co.jp/
ニュースリリース
http://www.canon-sol.co.jp/guardian/news/031204_f.html
( 岩崎 宰守 )
2003/12/05 00:00
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