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SAPジャパンとISS、SAP製品の利用環境向け脆弱性調査サービスを提供
SAPジャパン株式会社とインターネットセキュリティシステムズ株式会社(以下、ISS)は12月8日、セキュリティ分野において協業したと発表した。この協業を受け、ISSの「脆弱性監査サービス」をSAPの標準サービスとして提供するほか、同サービスとSAPの対応策とで構成されるパッケージを用意する。同パッケージの価格は189万円から。
この協業は、SAPジャパンの製品以外も含めた、システム全体のセキュリティ構築を目的として行われたもの。同社の製品では、PLMやSRMなどの分野をはじめ、インターネット接続を前提としたものが多く提供されており、これまで以上に高いセキュリティが要求されるという。そこで、同社の顧客がインターネットを利用したビジネスプロセスの構築を望む場合に、ISSの脆弱性監査サービスを提供し、顧客企業のシステム運営を支援する。
脆弱性監査サービスは、ISSのセキュリティ情報組織「X-Force」が持つシステムの脆弱性や攻撃情報に関するノウハウを活用し、ネットワーク、ワイヤレス、システム、Webアプリ、データベースの各脆弱性を調査するサービス。今回のパッケージではそれらの調査に加え、事前のヒヤリング、脆弱性監査計画書とSAPシステム監査報告対応案の提出、脆弱性監査作業と報告会の実施が含まれている。
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URL
SAPジャパン株式会社
http://www.sap.co.jp/
インターネットセキュリティシステムズ株式会社
http://www.isskk.co.jp/
プレスリリース(ISS)
http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press03/SAP_120803.html
( 石井 一志 )
2003/12/08 11:58
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