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ジェイエムシー、ハッカーの視点から無線LAN環境を設計するサービスなどを発表


 株式会社ジェイエムシーは、セキュアな無線LAN環境を実現するためのサービス「eWaveシリーズ」を12月8日から販売する。

 同シリーズは、無線LANセキュリティ監査サービス「eWave Audit」、無線LAN設置サービス「eWave Tuning」、無線LAN構築サービス「eWave Build」の3つより構成される。eWave Auditは、すでに無線LAN環境を構築しているユーザー向けのサービス。各種セキュリティ設定や適正なチャンネルの確認のほか、不正アクセスポイントの検知、屋外における電波状況チェックなどを実施。また、ハッキング行為が可能な場所を特定し、その場所での電波測定も行う。さらにレポートと報告会で、現状のセキュリティレベルをもとに問題点の解決策を提案するとのこと。価格は、1フロア、4アクセスポイントまでで25万円から。

 eWave Tuningは、ハッカーの視点から屋内屋外で長時間の滞在が可能な場所をあらかじめ特定し、その場所での電波測定結果をもとに、アクセスポイントの設置設計を行うサービス。加えて、無線LANのセキュリティ状況設定や、電波干渉の有無などもチェックした後、レポートの作成と報告会を実施する。価格は、1フロア、4アクセスポイントまでで35万円から。

 eWAVE Buildは、より安全な無線LANシステムの設計と構築を行うもの。規模や用途に応じた4つのセキュリティ構築モデルが設定されており、IEEE 802.1x認証やTKIP・AES暗号化などでセキュリティを確保する。価格は、アクセスポイント10台と無線LANカード100枚の設定費用を含め、150万円から。



URL
  株式会社ジェイエムシー
  http://www.jmc.ne.jp/


( 石井 一志 )
2003/12/08 16:16

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