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富士通、企業や自治体向けの「安全対策ソリューション」を提供

予防・把握・対応・復旧の危機管理フレームワークをメニュー提供

 富士通株式会社は、地震、火事、洪水などの自然災害に対するディザスタリカバリや、不正アクセス、ウイルス、人的ミスによる情報漏えいといった各種セキュリティ対策を行う「安全対策ソリューション」を、iDCを活用したアウトソーシングにより、コンサルティングをはじめとする4つのサービスとして提供する。価格は個別見積もりで、同社では2006年度末までに受注累計額で2,500億円を目標としている。

 安全対策ソリューションでは、従来のサービスに加え、安否確認、映像監視/共有、災害情報収集/提供といったアプリケーションサービスをiDCを活用したアウトソーシングで2004年4月提供する。これにより予防・把握・対応・復旧までの各種フェーズをメニュー化して危機管理フレームワークの体系化を行い、企業・自治体を対象に提供するもの。同社では本製品により、被害・損失の予防・最小化、復旧期間の短縮化、導入・運用の効率化が図れるとしている。

 4つのサービスは、人や組織、情報システムに対し、セキュリティやディザスタリカバリプランのコンサルティングを行う安全対策コンサルティングサービス、安否確認、映像監視/共有、災害情報収集/提供といった新メニューに加え、伝言板やビデオ会議、メール119といった携帯電話のメール機能を活用した安全対策アプリケーションサービス、iDCに共有型のバックアップ環境を用意し、利用に応じた料金体系で提供するバックアップ/ディザスタリカバリサービス、セキュリティ診断やアタックテスト、監査によりセキュリティ対策を状況把握し、不正アクセスやウイルス、情報漏えいなどの対策運用の支援と、関係者のセキュリティ意識向上のための教育などを実施する情報セキュリティサービスからなる。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/12/15-1.html
  安全対策ソリューション
  http://fenics.fujitsu.com/services/os/security/

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( 岩崎 宰守 )
2003/12/15 15:54

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