日本エフ・セキュア株式会社は、Sambaを用いたLinuxファイルサーバーでのアンチウイルスソフトウェアの新バージョン「FSAV for SAMBA Ver4.51」を12月25日より出荷する。価格は1サーバー50,000円で、ユーザー数は無制限となっている。
FSAV for SAMBAは、Sambaの共有ディレクトリや任意のディレクトリに対してリアルタイムでスキャンを行い、ウイルスの検出と駆除を行うソフトウェア。WebブラウザからSambaサーバーにアクセスしての設定が可能で、スケジューリング機能によるパターンファイル更新も行える。
新バージョンでは、「F-SecureアンチウィルスLinuxサーバ版 Ver4.51」のエンジンを搭載し、複数ファイルへの同時スキャンによる高負荷対応や、ウイルス検知精度の向上がなされた。またRed Hat Linux 7.3以降、Red Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0、ES 2.1/3.0、MIRACLE LINUX 2.1、TurboLinux7、8を新たにサポートしている。このほか、日本語GUIでの設定項目拡充、ユーザーごとのライセンス管理への対応、インストーラ改良によるSambaバージョンの自動認識などの機能も追加されている。