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NSD、PGPを利用したメール暗号化ゲートウェイを発表
株式会社日本システムディベロップメント(以下、NSD)は、米PGP Corporationの自動暗号化システム「PGP Universal」を2月より販売開始すると発表した。これは、NSDがPGP Corporationと日本国内における販売契約を締結したことによるもの。
PGP Universalは、ゲートウェイ型のメール自動暗号システム。この中心となるのはLinuxを使用したアプライアンス「PGP Universal サーバ」で、メールサーバーの外側に設置され、送受信されるメールを自動的に暗号化・複合化する役割を持っている。クライアントPCにソフトをインストールするなどして利用するクライアント型PGPとは異なり、PCには手を加える必要がまったくないため、ユーザーは暗号化を意識することなく暗号メールの利用が可能になるという。
また、暗号化は暗号メール分野のデファクトスタンダードであるPGPをベースとしているため、クライアント型PGPを含めたほかのPGPを利用したシステムとも暗号メールの送受信が可能。暗号化の際に利用する鍵ペアも自動で生成・交換を行うため、PGPなどの公開鍵暗号方式で問題となる鍵の管理・交換作業の煩雑さも解消されたとのこと。
さらに、メールのやりとりを行う相手企業がPGPによる暗号化が行えない場合でも、メールをPGP Universalサーバ内に保管し、SSLを利用して参照する「WEBメッセンジャー」、PGP Universalから暗号ソフトウェアをダウンロードして使用する「PGPサテライト」によって、暗号メールを送受信することができるとしている。
PGP Universalは年間契約で提供され、価格は最小構成の1ゲートウェイ、50アカウント、25ドメインで68万円から。
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URL
株式会社日本システムディベロップメント
http://www.nsd.co.jp/
PGP Universal
http://solution.nsd.co.jp/productsweb/jsp/products.jsp?name=pgp_universal
PGP
http://solution.nsd.co.jp/service/products/pgp_universal/top.htm
( 石井 一志 )
2004/01/05 14:50
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