ネットエージェント株式会社は、セキュリティソフトウェア「One Point Wall」を1月27日から発売すると発表した。同製品を稼働させたPCをゲートウェイとして利用し、特定のソフトウェア動作のみをブロックする。
One Point Wallは、一般的なファイアウォールでは止めにくい通信を、特定のアプリケーション1つに絞って防御する“一点防御型”のセキュリティゲートウェイ用ソフトウェア。通常のファイアウォールの内側に設置して使用する。ラインアップには、2ちゃんねる掲示板への書き込みのみをブロックする「One Point Wall 2ちゃんねる書き込み」のほか、SoftEther(VPNソフト)、WinMX(ファイル交換ソフト)、FINAL FANTASY XI(オンラインゲーム)の各アプリケーションのみをブロックする計4製品を用意した。また、1台で前記の2つ以上のソフトをブロックさせたり、ほかのソフトに対応させたりするカスタムメイドも、個別に応じるという。
同製品は透過的なブリッジとして動作するため、導入時にネットワークの再設定が不要。単機能のため、そのまま利用するのであれば一切設定をする必要もない。ログが必要な場合は、別途USBメモリなどに記録することもできる。
同製品を稼働させるPCには、ネットワークインターフェイス×2、PentiumIII 800MHz以上のCPU、64MB以上のメモリが最低限必要なほか、CD-ROMブートが可能であることが条件。
価格は、用意されている4製品が100デバイスまで98,000円(保守費用別途)、カスタムメイドが248,000円(同)からとなっている。
■ URL
ネットエージェント株式会社
http://www.netagent.co.jp/
One Point Wall
http://www.netagent.co.jp/onepoint/
( 石井 一志 )
2004/01/07 16:38
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