日本ネットワークアソシエイツ株式会社は、Microsoft Exchange Serverでのウイルス対策ソフトウェアの新バージョン「McAfee GroupShield 6.0 for Microsoft Exchange」を1月14日より発売する。価格は10~25ユーザーの場合で、1ユーザー4,880円から。
McAfee GroupShield 6.0 for Microsoft Exchangeは、McAfeeウイルススキャンエンジンと、ウイルスによる典型的な感染活動を探索するOutbreak Managerにより、既知のものだけでなく未知のウイルスによる感染も防止するウイルス対策ソフトウェア。Microsoft VS-APIを統合しており、Microsoft Exchange 2003で新バージョンとなったVS-API 2.5の新機能にも対応した。
ウイルスのスキャンでは、POP3/IMAPでの送信時はもちろん、Webブラウザ経由でのOutlook Web Accessクライアント、Outlookクライアント(MAPI)での送信に対するスキャンにも対応し、SMTPではトラフィックがExchangeのインフォメーションストアに入る前にスキャンを行う。またウイルス定義ファイルの自動アップデート機能も備えている。
コンテンツフィルタリングの機能では、添付ファイルの拡張子やファイル名、ファイルサイズ、メールサブジェクトや本文の内容によりスパムメールやウイルスの添付されたメールをブロックする。また統合管理ツール「ePolicy Orchestrator」と連携して、他のMcAfee製品とあわせたポリシーベースの一元管理も行える。
動作環境はMicrosoft Exchange Server 2000 SP3/2003 SP1、OSはWindows 2000 SP4/Server 2003に対応する。
■ URL
日本ネットワークアソシエイツ株式会社
http://www.nai.com/japan/
McAfee GroupShield 6.0 for Microsoft Exchange
http://www.nai.com/Japan/products/mcafee/gse60.asp
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( 岩崎 宰守 )
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