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レーザーファイブ、パケットキャプチャを行う内部監査向けアプライアンスサーバーを発表


 レーザーファイブ株式会社は1月21日、ネットワーク内のパケットを記録するアプライアンスサーバーの新バージョン「TrueWitness 1.5」を発表した。出荷開始は2月上旬からの予定。

 TrueWitness 1.5は、ネットワークを通過するほぼすべてのパケットを記録するアプライアンスサーバー製品。添付ファイルも含めた電子メールの送受信、Webの閲覧、掲示板への書き込みなどをパケットレベルで記録、監視、解析することができる。集めたデータは自動的に分析、解析され、例えばメールであれば、「誰が」「どこに」「何を」「いつ」送受信したかを検索することが可能。これにより、情報漏えいや不正アクセスが起こった際の追跡調査や、不適切なWeb、メール使用実態の把握といったことが行える。

 前バージョンの「TrueWitness1.0」に比べて強化された点としては、パケット記録/解析機能をチューニングしたエンジン「Agneya」の採用で、解析能力を従来の5倍に強化したという。

 同製品のラインアップには、タワー型の筐体を使用し、100Base-TXに対応した「TrueWitness 1.5 Light」「同Standard」のほか、Gigabit Ethernetに対応し、タワー/ラックマウントどちらの筐体も利用可能なカスタマイズモデル「TrueWitness 1.5 Enterprise」が用意されている。なお、どのモデルもTrueWitness用にカスタマイズされたOS「TrueWitness Linux1.5」を採用している。



URL
  レーザーファイブ株式会社
  http://www.laser5.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.laser5.co.jp/pressroom/release/2003/0121.html


( 石井 一志 )
2004/01/21 20:14

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