株式会社ソリトンシステムズは1月23日、不正アクセスを防止するための認証アプライアンス「Net'Attest EPSシリーズ」に、小規模向けの「Net'Attest EPS-SX」を追加すると発表した。同製品は1月26日より受注を開始し、2月3日から出荷を開始する。価格はオープンプライス。
Net'Attest EPS-SXは、ネットワークへの不正アクセスを防止するためのアプライアンスサーバー。IEEE 802.1xにおける認証機能を集約しているという。同製品は無線LANやVPNなどで使用すると効果的とのことで、20アクセスポイント、200ユーザーまでの小規模環境を対象とする。このアプライアンスを導入することにより、接続が許可されていないユーザーに対して、ネットワークへの接続を制限することができる。
同製品はEAP Radius認証サーバーとして動作し、EAP-MD5、EAP-TLS、Microsot PEAPなどに対応するのは上位製品と同じだが、サーバー証明書の発行機能は有していないため、VPNやSSLの簡易CA局として使用することはできない。なお、設定はWebベースの日本語のGUIで行うことができるという。
ソリトンシステムズでは、初年度1,000台の出荷を目標としている。
■ URL
ソリトンシステムズ株式会社
http://www.soliton.co.jp/
( 石井 一志 )
2004/01/23 15:56
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