株式会社大塚商会は1月26日、企業のシステム管理者にマイクロソフトのパッチ情報を提供する「Microsoftパッチ情報提供サービス」を、2月3日から開始すると発表した。同サービスでは、株式会社デジタルアドバンテージのパッチ解析情報「HotFix Report」の提供と、アップデートテクノロジー株式会社のパッチ適用ソフト「アップデートエキスパート Ver5.1 日本語版」の操作問い合わせ対応が中核となる。価格は36,000円/年。
HotFix Reportは、パッチ情報に対し独自の解析結果などを交え、よりわかりやすい表現でまとめたもの。サービスは、セキュリティ修正パッチごとに情報を提供する「HotFix Alert」と、追加情報や新たな不具合情報を週ごとに提供する「HotFix Weekly」から構成され、月間6~7通のメールをシステム管理者に配信する。情報提供が受けられるのは、1社につき5名まで。
アップデートエキスパート Ver5.1 日本語版は、Windows XP/2000/NTなどのOSや、Officeなどのアプリケーション、IISなどサーバー製品のアップデートを管理するための製品。大塚商会でも販売を行っているが、ユーザーからの要望が強かったため、今回はサービスの一部として、操作問い合わせに対するサポートを、同社のトータルαサポートセンターがフリーダイアルで行う。こちらのサービスが受けられるのは1社につき1名まで。なお、現在はアップデートエキスパートのみの対応だが、将来的にはマイクロソフトのパッチ配布ツール「Microsoft Software Update Services」も対象に加える予定とのこと。
同社では、初年度100社への販売を目標としている。
■ URL
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
ニュースリリース
http://www.otsuka-shokai.co.jp/company/release/news1603.htm
( 石井 一志 )
2004/01/26 17:01
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