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クレジットカード情報を盗むメール添付型ウイルス「MIMAIL.S」
クレジットカード情報を入力するよう促す虚偽のウインドウ
株式会社シマンテック、日本ネットワークアソシエイツ株式会社などセキュリティベンダー各社は1月30日、クレジットカード情報を盗むメール添付型ウイルス「MIMAIL.S」を危険度が高いものとして警告を発した。
影響を受けるOSはWindows XP/2000/NT/Me/98/95で、シマンテックでは「ダメージ:中」「感染力:高」としている。
MIMAIL.Sに感染すると、ユーザーにクレジットカード情報を入力するよう促すマイクロソフトのライセンス認証画面を偽装したウインドウが表示され、情報を入力すると「mail15.com」と「ziplip.com」というドメイン名のメールアドレスに送信される。入力した情報は「C:\XX」という名前が付いたファイルに一時的に保存される。
MIMAIL.Sはメール添付型ウイルスで、件名・本文とも英語で記述されており、添付されているファイルを実行することにより感染する。ファイル名はさまざまだが、拡張子は「exe」「pif」「scr」など。ファイルサイズは11,520バイト。
セキュリティベンダー各社では、上記のようなメールが送られてきても添付ファイルを実行せずに削除するよう呼びかけている。
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URL
シマンテック(W32.Mimail.S@mm)
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.mimail.s@mm.html
トレンドマイクロ(WORM_MIMAIL.S)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_MIMAIL.S&VSect=T
日本ネットワークアソシエイツ(W32/Mimail.s@MM)
http://www.nai.com/japan/security/virM.asp?v=W32/Mimail.s@MM
( 朝夷 剛士 )
2004/01/30 14:40
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