マイクロソフト株式会社は、47都道府県の会場で2万人の技術者を対象に、無償でセキュリティトレーニングを提供する「Microsoft Secure System Training Tour 2004」を3月9日より6月30日まで提供する。またこれに伴い「Microsoft Security Summit 2004」を3月8日にパシフィコ横浜で開催する。
Secure System Training Tour 2004では、マイクロソフト製品をより安全に使用するための実践的な技術スキルと運用手法を修得できる。同社では環境に適したセキュリティ対策の実施により、企業情報システムのセキュリティリスクを軽減できるとしている。本トレーニングは、2003年10月に米Microsoftが全世界での実施を発表したプログラムの一環となっており、Webサイトから開催場所の検索と無償での参加登録を行える。
Microsoft Security Summit 2004では、同社の掲げる「Trustworthy Computing」構想の進捗状況と、同社製品のセキュリティ修正プログラムの展開を自動化する「Microsoft Software Update Services 2.0 (SUS 2.0)」、攻撃からクライアントを保護するためのセキュリティ機能を提供する「Microsoft Windows XP Service Pack 2」などの同社が今年中に提供を予定しているセキュリティ関連技術が初公開される予定。