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ISS、オールインワンセキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」を発表


 インターネットセキュリティシステムズ株式会社(以下、ISS)は2月4日、セキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」の最初の製品として、「Proventia M 50」を同日より出荷開始すると発表した。

 Proventia Mシリーズは、ステートフルインスペクション方式のファイアウォール、IPSec VPN、不正侵入防御、アンチウイルスの各機能を実装可能なゲートウェイアプライアンス。ISSのセキュリティ情報組織である「X-Force」の知識やノウハウを生かして開発された製品で、同組織の情報収集や分析により、OSなどのセキュリティホール情報が世の中に公表される前に製品に反映されるという。また同製品が備えているセキュリティ機能は、すべて1つの防御エンジン「Synchronous Deep Traffic Inspection」が対応を行うため、個々の機能ごとに独立したエンジンを搭載している製品に比べ、高いパフォーマンスを発揮できるとのこと。

 同製品の今後の展開としては、2004年夏ごろまでに、コンテンツフィルタリンク、スパム対策、アプリケーションプロテクションの各機能を提供する予定で、さらに同社の統合管理システム「SiteProtector」からの管理にも、2004年夏に対応できる見込み。

 価格は、ファイアウォールの無制限ライセンスとハードウェアが含まれる基本セットが1,400,000円から、ソフトウェアアップデートや技術サポート、ハードウェア保守などが含まれるサポートサービスが210,000円/年から。また、VPNの機能を追加するVPNソフトウェアオプションが311,000円、不正侵入防止オプションが50ノードで183,000円/年から、アンチウイルスオプションが50ノードで63,500円/年からとなっている。



URL
  インターネットセキュリティシステムズ株式会社
  http://www.isskk.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press04/proventiaM_020404.html

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( 石井 一志 )
2004/02/04 19:34

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