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リコー、中小規模向けのファイアウォール運用サービスを発表


 株式会社リコーは2月12日、セキュリティパッケージ製品「ITSheriff」シリーズのラインアップに、中小規模事業所向けのエントリーモデル「ITSheriff LT」、スタンダードモデル「ITSheriff ST」を追加すると発表した。販売開始は2月13日から。なお、同パッケージの導入、運用支援はリコーテクノシステムズ株式会社が担当する。

 ITSheriff ST/LTは、ファイアウォール機器の設置、保守をパッケージ化して提供するもの。ファイアウォールの状態は「監視センター」よりオンラインで監視され、セキュリティレベルを低下させないため、リモートでのソフトウェアバージョンアップも実施。また、稼働状況のレポートによる報告も毎月行われる。

 さらにITSheriff LTでは、ウイルス対策とセットにしたモデルも用意されており、ウイルス対策ソフトの導入、動作確認をクライアントごとに実施するほか、最新パターンファイルの更新など、運用面の支援も行う。ITSheriff STではこのようなモデルはラインアップされていないものの、すでに提供されているウイルス対策サービス「PCワクチン」と組み合わせることにより、同様のサービスを受けられるという。

 ITSheriff LTの価格は、ウイルス対策付きで初期費用50,000円と月額費用14,000円、ウイルス対策なしで初期費用50,000円と月額費用12,000円(ともに10クライアントまで)。ITSheriff STの価格は、初期費用50,000円、月額費用20,000円(クライアント数無制限)。



URL
  株式会社リコー
  http://www.ricoh.co.jp/
  リコーテクノシステムズ株式会社
  http://www.technowave.ad.jp/


( 石井 一志 )
2004/02/12 15:39

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