コンピュータ・アソシエイツ株式会社は3月10日、企業などにおける機密情報の漏えい防止を目的としたソフトウェア「eTrust Access Control 5.3 日本語版 UNIX/Linux版(以下、eTrust Access Control 5.3)」を発表した。
eTrust Access Control 5.3は、ユーザーごとのアクセス権限の設定と、詳細なアクセスログを記録・管理することで、機密情報の漏えいを防ぐソフトの最新版。今回のバージョンより完全な日本語化を実現している。
企業などにおける職務に応じたアクセスポリシーを詳細に設定することで、関係ないデータへのアクセス・持ち出しを防ぐことが可能なほか、複数の異なるOS上でもユーザーとアクセス権限を一元管理することができる。また、どのリソースに、誰が、どの端末から、どのプログラムを用い、いつアクセスしたかなど、OSの標準機能よりも詳細なアクセスログを取得することができるため、不正なアクセスが発生した場合でもアクセスした人物や経路を特定可能なことが特徴。
価格は524,000円からで、3月末の出荷開始を予定している。
■ URL
コンピュータ・アソシエイツ株式会社
http://www.caj.co.jp/
■ 関連記事
・ 「rootで何でもできるのが危険」CAが提唱する内部セキュリティ対策(2003/12/12)
( 朝夷 剛士 )
2004/03/10 14:09
|