米NetScreen Technologies, Inc.は3月18日、IDP(侵入検知・防御)アプライアンス「NetScreen IDPシリーズ」に搭載する新OS「IDP version 3.0」を発表した。同OSを搭載した製品は3月後半から提供される予定。
この新OSには、Enterprise Security Profiler(ESP)という新モジュールが追加された。これは、リアルタイムにネットワークとアプリケーションのデータ収集を行い、ネットワーク、トラフィックの状況、セキュリティポリシー違反などを検知する。これにより、ワームに感染したホストの典型的な症状である、セッション数の急激な増加を識別できるなど、セキュリティレベルの向上につながるという。また同モジュールでは、新しくアプリケーションやサーバーがネットワークに追加されると、セキュリティ管理者に警告を出す仕組みもあり、管理者はあらかじめどこに弱点が存在するかを認識できるとのこと。
■ URL
米NetScreen Technologies, Inc(英語)
http://www.netscreen.com/
( 石井 一志 )
2004/03/18 16:40
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