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ISS、外部セキュリティをSLAにより保証するサービスを発表 |
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小規模ネットワーク向け統合アプライアンスも同時発表
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インターネット セキュリティ システムズ株式会社（以下、ISS）は、SLA（Service Level Agreement）によって不正アクセスやワームなど外部ネットワークからの攻撃に対する防御を保証するサービス「マネージド プロテクション サービス（以下、MPS）」を4月1日より販売を開始する。また、50～250ノード規模のネットワークを対象とした統合型アプライアンス「Proventia M30」を4月中旬より販売を開始する。 ■ SLAによってネットワークの包括的防御を保証するMPS MPSは、同社の大中規模ネットワーク向け統合アプライアンス「Proventia Gシリーズ」を利用してユーザーのネットワーク環境のシステム監視や防御、検知、異常が起こった場合の対応、アップデート、セキュリティ情報の提供など11項目のサービスが提供される。また、SLAとして同社のセキュリティ研究組織「X-Force」が特に危険度が高いと認定したセキュリティホールとその対処法（2004年2月現在、約200項目）を認定攻撃リストとして定義し、これらの脅威からの防御、対応時間、対策の提言などを数値で保証する。もしSLAに違反した場合は、その都度ユーザーにサービス料金が返金される。数値化される具体的な内容としては、有害なイベント発生時に30分以内に分析・対策などを記したレポートの提出、緊急事態の発生時における15分以内の応答、新たな脅威の発見時に48時間以内のデバイスアップデートなどのサービス提供など。
価格は初期設定料が240,000円から、月額サービス料が300,000円から。大規模ネットワーク向けの「Proventia G200」を利用する場合、これに本体価格1,980,000円、年間保守料などで756,000円が必要となる。また、今後中小規模向けの「Proventia Mシリーズ」も対応する予定とのこと。 ■ 小規模ネットワーク向けアプライアンス、今夏には20万円を切る機種も
M30はIDS（侵入検知）やファイアウォール、アンチウイルス、VPNなどのセキュリティ機能をオールインワンで対応できる（コンテンツフィルタリング、アンチスパム機能も追加予定）。林氏は「セキュリティ機能の一括管理と1回のパケット分析ですべての検知ができるため、複数の機器を組み合わせるより効率的な管理・運用と、より高いパフォーマンスを実現する」と優位性を強調した。 価格は本体が550,000円で、ソフトウェアアップデートやサポートなどを含む年間保守料が82,500円。また、ノード数に応じて機能ごとに年間ライセンス料が必要となる。
同社マーケティング・ビジネスディベロップメント統括部長の松崎義雄氏によると、発売予定のM10は、機能そのままに対応ノードを少なくすることで20万円を切る価格で販売する予定とのこと。松崎氏は「アプライアンスをネットワークの入口だけでなく部門ごとに設置することで、ワームなどの感染を最小限に抑えることができる」とし、低価格機の投入で中大規模のネットワークに複数のアプライアンスの導入を推進していく考えを示した。 ■ ＵＲＬ インターネット セキュリティ システムズ株式会社 http://www.isskk.co.jp/ プレスリリース（MPS） http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press04/MPS_032304.html プレスリリース（Proventia M30） http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press04/p_M30_032304.html ■ 関連記事 ・ ISS、オールインワンセキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」を発表（2004/02/04）
（ 朝夷 剛士 ）
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