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イージーシステムズジャパン、情報漏えい保険付きDRMソフトの新バージョンを発表
イージーシステムズジャパン株式会社は3月24日、Windows環境向けの情報漏えい防止ソフトウェア「ezFile Security Ver2.0」の販売を、4月8日より開始すると発表した。製品には、売り切りタイプと、東京海上火災保険の「個人情報漏えい賠償責任保険」をセットにしたサイトライセンスタイプの2種類が用意されている。価格は個別対応。
ezFile Securityは、デジタルファイルの流出防止を目的として開発された、DRM(Digital Rights Management)ソフトウェア。同製品では、ファイルを暗号化して特定の人間以外には操作できない仕組みをつくることで、閲覧・印刷・保存・編集の制限やカット&ペーストの制御などを指定でき、社外にファイルが流出してもセキュリティの確保が行える。対応するファイル形式はOffice 2000(Word/Excel/PowerPoint)、PDF、テキスト、ビットマップ、JPEGなど。認証を行うためのサーバーはWindows 2000 Server、Linux、UNIXに、クライアントはWindows XP/2000/Me/98 SEの各OSにそれぞれ対応する。
今回の新バージョンでは、1つのファイルに対して利用者ごとに異なった操作制限を行えるため、利用者Aには印刷禁止のみ、利用者Bにはそれに加えて編集も禁止する、といった細かい制限が可能となった。また、ファイルの使用履歴や不正アクセスの形跡などを確認するための使用履歴管理機能、誰がいつ印刷したかという情報を強制的に印刷物に付加してしまうセキュア印刷機能も追加されている。
さらに、各パートナー企業との協業により、PKI証明書やICカード、バイオメトリクス認証などのユーザー認証技術と連携して、より堅固なシステムを構築するオプションも用意された。
イージーシステムズジャパンでは、9月までに4億円の売上を見込んでいる。
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URL
イージーシステムズジャパン株式会社
http://www.easy.co.jp/
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2004/03/24 12:09
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