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RSAセキュリティ、格納データでユーザー認証を行うUSBトークンを発売


 RSAセキュリティ株式会社は、複数のセキュリティ情報を格納してユーザー認証を行うUSBデバイス「RSA USBトークン 6100」を4月1日より発売する。

 USBトークン 6100は、ログオンやVPN接続、メールやWeb、アプリケーションの利用など、認証を必要とする際に、それぞれに必要となるパスワードや電子証明書を、USB型リーダー内のJAVAカードのスマートカードチップ内に格納するもの。PC内に証明書を保存して利用する場合と比べ、高いセキュリティを実現している。

 Windowsログオン用のIDとパスワードは最大3組まで格納でき、USBトークンを差し込んで暗証番号を入力すればログオン認証が可能となっている。このためキーロガーによるパスワード収集や入力時の盗み見を予防できる。またUSBトークン6100を抜き取った際には、スクリーンロックとユーザーログオフのいずれかを設定することが可能だ。

 電子証明書も3つまで格納でき、ファイルへの署名付与と除去、署名済みファイルの検証、Outlook/Outlook Expressでのメールへの署名と暗号化が行える。またネットワーク内のデジタル証明書管理システム「RSA Keon」と連携して電子証明書の申請、ダウンロードを行える。

 またワンタイムパスワード生成トークンのソフトウェア版である「RSA SecurID ソフトウェアトークン」のシード情報を3つまで格納でき、二要素による認証も可能となっている。

 PC接続した際に必要となるソフトウェア「RSA Passage 3.5.1」も標準で付属する。動作OSは、Windows 2000 SP3/XP Pro SP1。



URL
  RSAセキュリティ株式会社
  http://www.rsasecurity.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200403251.html
  RSA USBトークン 6100
  http://www.rsasecurity.com/japan/products/securid/securid6100.html


( 岩崎 宰守 )
2004/03/25 11:39

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