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NECインフロンティア、さまざまな認証機器に対応した入退室管理システムを発表


サテライトインテリジェントユニット

SecureFrontiaの利用イメージ
 NECインフロンティア株式会社は3月29日、入退室管理セキュリティシステム「SecureFrontia」を3月31日より販売すると発表した。

 SecureFrontiaは、システムを制御するサテライトインテリジェントユニット(SIU)を中心に、認証機器や電子承認ユニット、各種ゲートなどで構成される。認証機器はISO/IEC14443 Type A/BやFelicaに対応した非接触型ICカード、ICタグ、指紋認証のバイオメトリクスなどに対応した機器を利用でき、それぞれの部屋のセキュリティレベルにあわせて入退室・在室管理が行えるという。さらにゲートは電気錠以外にも、車両ゲートやフラッパゲートとの接続にも対応し、入退室管理だけでなくさまざまな場所での利用が可能で、WAN回線を経由した遠隔地にSIUの設置を行うこともできる。

 同システムでは、異常が感知された場合には音声アナウンスで自動的に通知が行われ、同時に不審者に対して警告を発することも可能。加えてNECインフロンティアの通報装置「コルソス」と連携させることで、警告情報を音声、メール、画像などで携帯電話やPDAに送信でき、素早い対応を行えるという。

 また、メンテナンスに際してはリモート作業が行えるほか、システムの異常を自動検知する自己診断機能、プログラムアップデートをセンターから配信するプログラム配信機能などを備えている。

 価格は、SIU×5、管理サーバー×1、電気錠×5の標準構成で約500万円(工事費別)より。同社では、金融機関や自治体、公共施設、介護施設、病院などさまざまな機関を対象として販売活動を行い、この分野のソリューションビジネスで今後3年間に100億円の売上を目指すとしている。



URL
  NECインフロンティア株式会社
  http://www.necinfrontia.co.jp/


( 石井 一志 )
2004/03/29 11:51

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