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セキュリティアプライアンス「Firebox Xシリーズ」
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ウォッチガード・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は4月2日、中小企業向けのセキュリティアプライアンス「Firebox Xシリーズ」のアップグレードライセンス提供を開始したと発表した。
Firebox Xシリーズは、ファイアウォール、VPN、アプリケーションプロキシなどの機能を持つ統合型アプライアンス。同製品にはスループットの違いなどでX500/700/1000/2500の4製品がラインアップされているが、すべて同じハードウェアを使用しており、下位機種に関してはソフトウェアで機能を制限していた。今回提供される「モデル・アップグレード」のライセンスはこの機能制限を外し、下位製品を上位製品にアップグレードするもの。価格は、ローエンドのX500をX700にアップグレードする場合で240,000円から。
またFirebox Xシリーズでは、物理的に6ポートのEthernetインターフェイスを備えるが、このうち3ポートはソフトウェアでロックされており、使うことができなかった。今回は、この制限を解除する「3ポート・アップグレード/ハイ/アベイラビリティ・ライセンス」も同時に発表されている。価格は4製品とも共通で、117,000円。なお、X1000とX2500を6月末までに新規で購入した場合には、このライセンスは無償で提供されるとのこと。
■ URL
ウォッチガード・テクノロジーズ株式会社
http://www.watchguard.co.jp/
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( 石井 一志 )
2004/04/02 16:02
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